chromeリモートデスクトップで遠隔操作
画像編集や重たい処理をさせるのにミドルエンドのデスクトップPCを普段使っていて、出先はスペックの低いノートPCという組み合わせで仕事をしています
出先にいながら、デスクトップPCの状況を確認したり操作するのにリモートデスクトップというツールがあり、インターネット接続していれば、外部から社内PCの遠隔操作ができるものになります
コロナ禍でテレワークを余儀なくされた会社員は自宅から社内PCへリモート接続したことで一気に広まりましたね
サーバやネットワーク管理をする仕事の場合、ほぼリモート接続なので自分の場合は違和感がないのですが、最初は不思議な感じだったことを覚えています
主な用途としては
・社内でしか使えないシステムを外部から社内PCに接続して利用
・外部に持ち出し禁止のファイルを社内PCに接続して作業
・サーバの設定などメンテナンス作業
・PCのトラブルをリモート操作
などがあります
リモートデスクトップツールは無料のものも多くありますが、お客様のPCをリモート操作するなど、業務で使う用途の場合は有料版となるため、機能制限もあります
そんななか、chromeリモートデスクトップは無料で利用でき、chromeやEgdeが入っているPCであればWindowsでもmacでも使えてとても便利です
このChromeリモデスは2つのモードがあり、リモートアクセスは管理しているPCやサーバを事前に登録し、いつでもリモート接続ができる状態にするもので、リモートサポートは一時的に他人やお客様のPCにリモート接続するものになります
先日、遠隔地のNAS(ファイルサーバ)のデータ移行作業を行った際、自社PCを現地に設置し、コピー状況をchromeリモデスで接続して確認をしました。コピーは数日かかりますので、様子を見るだけのために現地に行くのは時間の無駄になりますからね
社内に共有で使うファイルサーバがある場合、自宅からのアクセスは基本的にはできませんが、社内PCと自宅PCがあれば、自宅から社内PCを操作して共有ファイルで作業することもできますので、帰宅後に思い出してデータを直す、メールに添付資料が付いてないと返信があっても、わざわざ会社に戻らなくても作業ができるのが時間短縮にもなります
ちなみに、うちではスマホ講座のスクショを撮るのに、スマホエミュレータをWindowsPCとmacに入れているので、chromeリモデスでmacをWindows上に表示させて、androidとiPhoneの操作を1台のWindowsPCで行っています
なお、このリモートデスクトップツールはWindowsにも標準で搭載されている機能ですが、基本的には社内ネットワークからサーバや端末PCを操作するのに使います。外部からも接続することは可能ですが、ネットワーク機器の設定で外部からの通信を許可するなど、セキュリティ的にかなり危険なのでお勧めはしません
なんでも遠隔操作ができ、ビデオ会議までできる世の中になると、コミュニケーションの取り方を忘れてしまいそうで怖いですね。いまの若い世代はそれが当たり前なので、その環境でもちゃんとコミュニケーションを取る方法を覚えていくんでしょうね
爺にはそんな技は無いのでいろいろ大変です。。。
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