スマホの手順書はエミュレータで

スマホ教室や社内アプリの操作説明書を作成するのに、実機でスクショを撮りながらの作業はとても時間がかかりますよね

また、androidは機器メーカーによってホーム画面もことなることやバージョンによっても異なります。iPhoneは1社なのでそのあたりはシンプルで楽なのですが。。。

スマホ講座用の教材を作成するのに、自分のandroid(XPERIA)とandroid6で更新が止まっているらくらくスマートフォン、古いiPhone8を使っていたのですが、iOS17ではiPhone8はサポート外となってしまい、手順書が作れなくなります

XPERIAも1IVだと縦長すぎてスクショを撮っても手順書に貼りきれず、トリミングしてしまうとなにがなんだかわからない画像となるので、それも問題でした。個人使用だと大量のアプリが入っていていちいちモザイクをかける手間も面倒です

今後バージョンが上がったりするのと合わせて自分の機器も変更するというのも大変なので代替案を考えていました

そういえば、アプリ開発用ツールでスマホをエミュレートした画面があったことを思い出し、ちょっとリサーチしたところ、androidもiPhoneも開発ツールがありました

まずはandroidのツール「Android Studio」をWindowsPCにインストールし、各種設定をした後に、エミュレーターを起動したところ、PCでスマホの画面が表示されました

自身のGoogleアカウントを登録し、いわゆるスマホの初期設定を済ませると、マップやフォトなどGoogleサービスはそのまま使えました。ChromeでWebも見れるところまでは大丈夫でした

次にiPhoneのツール「Xcode」をインストールするのですが、このツールはMac専用なので、Macがないと使えないため、macbook Airにインストールしました(持ち出しPCはmacです)

こちらも問題なくiPhoneの画面が表示されました

AppleIDを登録し、android同様に各種設定をすると、仮想iPhoneが出来上がりました

実際のアプリはまだ動かしていませんが、GooglePlayやAppStoreは使えるので、どこまでできるかは今後検証したいと思います
(2023/06/20更新)
xcodeではAppStoreは使えませんでした。。。

iPhoneは言語設定やロケーションをJapanにしているのに「写真」アプリはどうしても英語表記なので、そのあたりはアプリの仕様によって表記がうまく日本語にならない場合もありそうですね

これで、PCやスマホをあちこち開いてスクショをアップロードしてという手間から解放されそうです。これもDXなのでしょうか???

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