事務所の配線が古いままになっていませんか?

KOAMOOTではお客様のITサポートをご依頼されると、最初に行うのは環境調査になります

IT関連で困っているお客様は、まずEXCELやWORDなどのPCソフトを効率よく使いこなして作業時間の圧縮をする術が分からないための相談が多いのですが、そもそも使っているパソコンが古かったり、通信速度が遅かったり、利用環境の改善を行うだけで作業時間の圧縮が図れます

事務所のネットワークやパソコン、周辺機器は大手企業の場合、定期的に更改をします

PCなら4~5年、サーバは5年、ネットワーク機器、電話交換機は7年というように、更改するサイクルを決めてIT予算の長期計画を行いますので、使用年数超過による突然の障害などへのリスクヘッジをしています

これが小規模事業者様、個人事業主様の場合、PCの台数が少ないことや、本来の耐用年数(EOL:End Of Lifeといい使用期限を指します)を超過しての利用をしているかたが多くいらっしゃいます

PCについては、Windowsのサポート終了でセキュリティが脆弱になる、ソフトが対応しなくなるなどで否応なしに更改せざるを得ませんが、なにも言わないネットワーク機器やプリンターについては、10年以上そのまま使い続けることはざらにありますよね

まずは足回りを健全な状態にし、それからソフトウェア面の整備をするのが、長く健康な状態でIT環境を継続利用する秘訣です

今回、20年間増設や故障した機器のみ更改していたお客様の配線整備をいたしました

調査した結果、事務所内に複数のネットワークができてしまっていた(ルーターが3台)ため、インターネットへの通信はできるのですが、共有フォルダを設定していたPCとはうまく接続できず、そのPCで作業していました

ハブのカスケード(ハブの下にハブをさらに分岐させる方法)で上流のハブが10/100Mbpsの低速ハブ、下流が10/100/1000Mbpsのギガハブとなっていて、上流ハブがボトルネックになり速度低下を招いていました

Windowsアップデートを放置してWindows8(8.1でもない)の存在、すでに廃盤のソフトを現役で利用しているので、WindowsのアップデートもPC買い替えもできない状態です

情報量が多すぎて何から整備すればよいかわからない状況ですが、とりあえず通信環境を先にやることにしました

Windowsが古いことや廃盤ソフトの利用はすぐに変更できるものではないので、今できることとして、古いLANケーブルやハブの撤去をし、ノートPCが大半でしたので無線化を実施しました。無線障害回避用に、長めLANケーブルを予備として設置し、障害時にそのケーブルを使うようにしておきました

LANケーブルはもはや什器と書類の山の下敷きとなっていてそのまま存置です

まずは通信環境を概ね整理できたので一安心ですが、つぎはWin7に作られている共有フォルダをどうにかしないとPC本体もろともデータ損失してしまうリスクが。。。

こうなる前に通信環境、PC、使用中のソフトや周辺機器が健全な状態なのかどうか確認してみてください。いっぺんにやると費用もそれなりにかかりますので、更改するのも計画的に行ってみるのが良いと思います

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